デフォルトでは、ファイルマネージャウィンドウには左にショートカットペイン、右にメインエリア、そしてメインエリアの上にパスボタンが表示されています。
ショートカットペイン にはシステム上のいろいろなフォルダへのショートカットが表示されます。先頭にあるのはあなたの ホームフォルダ へのショートカットで、このフォルダにはあなたの個人データのすべてが格納され、ユーザの名前になっています。2 番目ははゴミ箱へのショートカットで、削除されたファイルが格納されており、あとで復元することができます。3 番目は デスクトップフォルダ へのショートカットで、デスクトップに表示されるファイルやフォルダが格納されています。4 番目はファイルシステムのルートへのショートカットです − あなたが Linux/Unix にまだ慣れていないならあなたを少々混乱させるかもしれませんが、それでもこの中を少し探検してみたくなるかもしれません。ちょっとだけいろいろなフォルダをクリックして中に何が入っているのか見てみてください。
ファイルシステム ショートカットの下にはリムーバブルドライブやメディアがあればそれが表示されます。上のスクリーンショットでは CD-ROM のショートカットが表示されています。リムーバブルドライブおよびメディアに格納されているデータへアクセスする場合はこれらのショートカットをクリックしてください。より詳しい情報については リムーバブルメディアの使用項 を参照してください。
その他のショートカットはユーザ定義されたものです。ショートカットの追加はフォルダを ショートカットペイン へドラッグするだけで行えます。これであなたが大事なフォルダへ即座にアクセスできるようになります。すでに追加されているショートカットを削除する場合は、そのショートカット上で右クリックし、「ショートカットの削除」 を選択してください。すでに追加されているショートカットの名前の変更は、ショートカット上で右クリックし、「ショートカット名の変更」 を選択してください。これらの操作はショートカットにのみ適用され、ショートカットが参照している実際のフォルダには影響しないことを覚えておいてください。
メインエリア には常にカレントフォルダの内容が表示されます。フォルダをダブルクリックするとその中へ移動し、ファイルやフォルダ上で右クリックするとそのアイテムに対して行える操作のコンテキストメニューが表示されます。複数のファイルを選択する場合はマウスでそれらをドラッグしてください。また、一つのファイルを選択し、Shift キーを押しながら矢印キーを押すと選択範囲を調整できます。
パスボタン には常に現在表示されているフォルダへのパスが表示されます。パスボタンをクリックすることでそのフォルダへ移動できます。パスボタン上で右クリックするといくつかのオプションとコンテキストメニューが表示されます。
ファイルマネージャの外観をカスタマイズする方法はたくさんあります。アイコン表示がお気に召さない場合には、メインメニューから 「表示」 → 「詳細リスト表示」 を選択するとカレントフォルダの内容がリスト表示されます。
ファイルマネージャウィンドウに表示されるパスボタンの代わりにロケーションバーを表示する場合は、メインメニューから 「表示」 → 「位置セレクタ」 → 「ツールバー方式」 を選択してください。
左のペインはツリー表示がお好みなら、メインメニューから 「表示」 → 「サイドペイン」 → 「ツリー」 を選択してください。
あなたがフォルダの内容をリスト表示するのがお好みで、「詳細リスト表示」 を使用している場合、リストに表示されるカラムをカスタマイズすることができます。表示するカラムのカスタマイズは、メインメニューから 「表示」 → 「カラムの設定...」 を選択してください。
表示可能なカラムのリストから表示したいカラムを選択してください。「上に移動」や「下に移動」 をクリックするとカラムの表示順を変更できます。「デフォルトに戻す」 をクリックすると変更は取り消されます。
「必要に応じてカラムを自動的に拡げる」 オプションを選択すると、カラムの幅は文字全体が表示されるように自動的に拡げられます。